「とりあえず作ってみろ」で作るとロクなことが無い話

企画を立てて、そこから広報物を作って社内に浸透、利用して成果を上げる仕事をしていると、いつも指示をする人間が多すぎると感じる。
トップから幹部、そしてその下に至るまで「具体案」と「共通した結果イメージ」がないのかもしれない。

だからその指示があいまいで、人によって求めているものが変わってくる。

それでいて、広報物は下から順にチェックしていくので、時間ばかりが取られてしまい非常に無駄が多い。

建築だって、図面があって、完成形をみんなで共有してから作り始めるのに
広報物に関しては「とりあえず作ってみろ」ってのが多いのはなんでだろう。

DTPが発展してデジタルで作れるようになったから、「作るのはタダ」と思われがちだけども、時間を消費しているんだからタダじゃない。

建築と違って、材料費が膨大にかからないから軽く見られるけど
それ相応のコストをかけてつくるわけだし、作っている側から思うと
しっかりと作るものを明確に決めてから作ったほうが良いものができるし
改善改良する時間だってできるのになぁ。

自分なりに、ちゃんとした考えを持って作ったものも、課長や次長、部長レベルで
どんどん形が変わっていって、社長に届くまでには意味がわからないものになってる。

それでいて怒られるのは作っている人。

折角階層的に役職がある組織なんだから、
社長は数値目標を、幹部は全体的な戦術を決めて、「どうやるか」はある程度下に任せてもらったほうが成長にもつながると思う。

目的を達成するための道順は1つじゃないんだから。

なんか愚痴になっちゃったけど、
作る側の人間からしたら、80%のものにお偉いさんが時間をかけて100%(のような自己満足のもの)をつくるくらいなら
80%ものを早い段階で出して、ちゃんとした結果という事実と向き合って残りの20%を、作った人に埋めさせた方がいいと思う。

もちろん、グループがしっかりとまとまって同じ完成イメージが共有できているのであれば、時間をかけてでも100%、120%のものを世に出した方がいいけれども。

それができている組織って何%くらいあるんだろう。